知事に要望書を渡す県議団(左から、平木ちさこ議員、船山幸雄議員、斉藤孝明議員、中屋大議員、佐藤栄議員、山田美也子議員、松井正一議員、加藤正一議員)

「民主党栃木県連(代表:福田昭夫衆院議員)」ならびに県議会会派・「民主党・無所属クラブ(代表:佐藤栄県議)」は8月25日、県庁にて「2015年度中間期における政策推進及び9月補正予算等に関する要望」を県知事に行った。

今回の要望内容は、前年度の中間期要望と比べ、新規8項目が増え、全体としては24項目となった。要望書提出にあたり佐藤栄代表は『地方創生の推進』、『指定廃棄物最終処分場の対応』、『LRT整備に対する対応』の3項目について「県の具体的な指針を求めたい」とした。

この要望について9月8日に福田富一県知事より「財源は、県の厳しい財政状況を踏まえ、国庫支出金等を活用する。しかしながら、安全・安心な暮らしの実現、活力あふれる産業の振興など当面する緊要な課題に対処する」との回答を受けた。

その後の記者会見で加藤正一政調会長は、総じて現況説明だけにとどまり、具体的に言及されていない回答内容だったことを報告した上で、「年度の途中のためか期待された中身ではなかった」と述べた。
今後について佐藤栄代表は、「改めて今回の要望内容を議会や委員会等で提言や確認をしていく」と語った。

<要望内容>

2015(平成27)年度 中間期における政策推進及び9月補正予算等に関する要望書

<要望に対する回答>

2015(平成27)年度 中間期における政策推進及び9月補正予算等に関する要望書に対する回答

回答を受ける県議団(奥から、船山幸雄議員、平木ちさこ議員、加藤正一議員、佐藤栄議員、斉藤孝明議員、松井正一議員、山田美也子議員、中屋大議員)

記者会見を行う県議団