11月11日(日)から12日(月)の2日間、都内にて「女性議員ネットワーク会議 総会・研修会」が開催された。
全国各地から約60名の女性自治体議員が出席し、栃木県からも福田智恵宇都宮市議会議員と事務局が参加した。
まず、全体会において蓮舫国民運動委員長が「男女共同参画という形で女性だけが集まることはやめにしませんか。男性も一緒に聴収して、学んでもらわなくては意味がないこと。今回の総会・研修会は本音で語る会としていきたい。」とあいさつした。
初日の研修会では、中川正春前内閣府男女共同参画担当大臣が「成長戦略・女性活躍による経済活性化について」、佐村知子内閣府男女共同参画局長より「男女共同参画の取組みについて」、林久美子国民運動委員長代理が「社会保障・税一体改革における子ども子育て支援策について」と題しそれぞれ講演した。
パネルディスカッションでは、「議会改革」をテーマに、ICTを利用した議会改革の取り組み事例として、ソフトバンクテレコムの方がiPadを全議員が保有している佐賀県議会を挙げた。また「通年議会」については、三谷哲央三重県議、山田朋子長崎県議より、通年議会の仕組みとデメリットについての報告があった。
2日目の研修会では「災害と女性」をテーマに、岡崎トミ子参議院議員が「男女共同参画の視点からの防災復興の対応について」の講演。「防災会議への女性参画について」の事例報告を北岡ちはる京都府議が行った。
次に、馬淵澄夫政調会長代理が「マニフェストと復興・原発・エネルギー政策等について」の説明をした。参加者からはマニフェストに関する要望や意見などが多く出された。
総会では、一川保夫幹事長代理が党本部を代表してあいさつし、「マニフェストでできなかったことはきちんと反省し、意見を真摯に受けとめていきたい。そして、それを糧に国民皆様の期待に応えられる政策を推し進めていきたい。」と述べた。
そして、行動計画およびアピールを決議。野田代表へ宛てた「民主党女性議員ネットワーク会議の体制及び充実を求める要望書」を議決した後、一川幹事長代理へ手渡した。また、今年はブロック世話人の改選年であり、北関東ブロックからは福田智恵宇都宮市議会議員が選任された。

あいさつする蓮舫国民運動委員長

あいさつする一川保夫幹事長代理

北関東ブロック世話人の福田智恵宇都宮市議(右から3人目)

参加した女性議員