民進党栃木県連は、昨年10月に「民進党とちぎ政策研究会」を開講した。
月1回開催の全6回で企画したこの研究会は、有識者の講演を通じて、政策や現在の政治情勢について学ぶ場を県民に提供することで、対話しながらともに政策課題について研鑽を積むことを目的とした。
また、地域のリーダーや社会の変革に取り組む仲間を募る機会にするとともに、民進党の綱領に基づく政治を実現する第一歩となるよう企画された。

3月25日、浜矩子同志社大学大学院教授を講師に迎え最終回(第6回)を宇都宮市内で開催した。
「アホノミクスの完全崩壊に備えよ!二度と振り回されない3か条はこれだ」と題する講演の冒頭で、浜氏は国民の不信が最高点に達している『森友問題』に触れ、財務省、厚生労働省、文科省が「チームアホノミクスによって振り回されている実態が明らかになっている」とした。「非常に許しがたい問題だが、幅広く実態が見えてきたことはいいことだ」と付け加え、安倍政権が「完全崩壊に向かっている」と示唆した。
民進党が分裂したことにも言及し、「チームアホノミクスをやっつけるという意味で多党化したことは効力を高めている」と前向きな見解を示した。

浜氏はアホノミクスに二度と振り回されない3か条として、①下心を見抜く事、②森を見て木を見ないこと、③敵の言葉で語らないこと、を挙げた。
「安倍首相の真の狙いは、『21世紀版の大日本帝国』を構築することに他ならない」とする“下心”を指摘し、この下心があらゆる政策に繋がっていることを力説した。
「個別に出してくる政策(木)だけを見て、評価や吟味してはいけない」と警鐘し、100名以上の参加者に対し、「チームアホノミクスと対峙していくためには個々の枝ぶりにこだわってはいけない」と訴えた。

講演する浜矩子氏(同志社大学大学院教授)

満員の会場内