副知事(中央)に要望書を提出する民主市民クラブ議員(左から、加藤正一県議、松井正一県議、斉藤孝明県議、小池篤史県議)

昨年9月に岐阜県で26年ぶりに発生した家畜伝染病「豚コレラ」が各地で猛威を振るい、今月には埼玉県でも豚コレラウィルスに感染した野生イノシシが発見された。

栃木県においても早急な防疫対策が求められることから、栃木県議会民主市民クラブおよび立憲民主党栃木県連合、国民民主党栃木県総支部連合会の連名において「豚コレラ対策の強化を求める要望書」を9月27日に栃木県知事へ提出した。

要望書を手渡した斉藤孝明県議(国民民主党栃木県連代表)は、栃木県への侵入を食い止めるため、また万が一の事態の際にも被害を最小限に食い止めるために、スピーディー且つ、積極的に対策を講じてほしい」と強く求めた。要望書を受け取った北村一郎副知事は「国および隣接県と十分に連携を図って水際対策を行っていく」と述べた。

栃木県知事は、豚コレラの拡大を防ぐための費用として、9月30日に県議会へ4億788万円の補正予算案を追加提案し、10月9日に採決が行われる予定。

豚コレラ対策の強化を求める要望書豚コレラ対策の強化を求める要望書

副知事に要望書の説明を行う民主市民クラブ議員