1月17日(火)、民主党栃木県連は栃木県森林組合連合会「鹿沼木材共販所」にて滞留している大量の樹皮(バーク)の状況を現地視察し、併せて栃木県森林組合連合会役員の方々と今後の対策等について意見交換を行いました。
これまで本県の山林で伐採された丸太の集積や選別で発生する樹皮は、堆肥用原料として有効利用されていました。ところが福島原発事故以来、放射性セシウムが多く含まれた樹皮は堆肥製造業者から引き取りを拒否されています。
結果として、各木材共販所の土場に大量に滞留し県産材の流通に大きな支障をきたしているのが現状です。
今回の視察を通じて分った深刻な状況に鑑み、本県の森林資源の循環利用をはじめとする林業・木材産業の生産活動が維持されるよう、一時的ではないこれら解決に向けた具体策を党本部、政府に提案することとします。
また、党所属議員が関係する議会、委員会等において問題提起や改善策の提案を率先して行います。