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「民主党栃木県連(代表:福田昭夫衆院議員)」ならびに県議会会派・「民主党・無所属クラブ(代表:佐藤栄県議)」は1月25日、県庁にて「2016年度県当初予算及び政策推進に関する要望」を県知事に行った。
今回の要望内容は、新規9項目も含め全体としては32項目となった。
要望書提出にあたり佐藤代表は『財政の健全化』、『指定廃棄物最終処分場問題』、『LRT整備に対する対応』の3項目について「県の課題として対応を考えていただきたい」とした。
これらの要望について、2月5日(金)に福田富一県知事より「平成28年度当初予算では、収支均衡予算の編成を基本としつつ、『とちぎ元気発信プラン』及び『とちぎ創生15戦略』に掲げる施策を積極的に推進するほか、平成27年9月関東・東北豪雨災害を踏まえた防災・安全対策など当面する県政の重要課題にも的確に対応する」との回答を受けた。
その後の記者会見で佐藤代表は、「財政健全化という意味では堅持されており、予算全体としては一定程度の評価するが、『LRT整備に対する対応』及び『指定廃棄物最終処分場問題』の2項目については隔たりや疑問をもっている」と述べた。
<要望内容>
【具体的な要望事項】 | |
1.ブランド力強化と発信力強化について | 17.生活困窮者支援について |
2.「首都圏2016年問題」への取り組みについて | 18.DV被害者支援事業に係る民間団体への運営費補助について |
3.地方創生に向けた協働事業の推進について | 19.病児・病後児保育施設の充実について |
4.財政の健全化について | 20.とちぎの活力向上に向けた産業振興について |
5.ふるさと納税制度の利用促進について | 21.観光政策の推進と「とちまるショップ」のあり方について |
6.独自規制の早期見直しについて | 22.新しい栃木の農業戦略について |
7.消費者行政の活性化について | 23.TPP大筋合意に伴う本県農業への影響とその対策について |
8.関東・東北豪雨災害を受けての自然災害対応の見直しについて | 24.米価下落対策と国の農政改革を踏まえた対応について |
9.指定廃棄物最終処分場問題について | 25.社会資本整備の推進について |
10.未来につなぐエネルギー戦略の促進について | 26.LRT整備に対する対応について |
11.森林・林業・木材産業の振興について | 27.とちぎ教育振興ビジョンを踏まえた本県独自の少人数学級の推進について |
12.野生鳥獣害対策について | 28.ネットトラブル対策事業の充実について |
13.県立がんセンターの経営形態の見直しにおける県の対応について | 29.本県の魅力ある教育の充実について |
14.介護保険制度改正及び介護報酬改定への対応について | 30.主権者教育と投票参加への取り組みについて |
15.障がい者差別解消の推進について | 31.交通事故抑止対策について |
16.子どもの貧困対策について | 32.特殊詐欺対策について |
<要望事項と回答>
「2016(平成28)年度県当初予算及び政策推進に関する要望書に対する回答」
民主党女性議員ネットワーク会議北関東ブロックは、1月から開始された『女性のための政治スクール』の合同研修会を小山市内で開催。本県をはじめ、群馬、埼玉、茨城から一般参加者および女性議員約30名が参加した。 本県を代表して進行役に立った平木ちさこ県議は、「今日の講演を聞いて、声と体を軽くする方法を身につけ、今後の皆さんの生活に役に立てていただきたい」と述べた。 北関東ブロック世話人のあべともよ群馬県議は、「今日の講演内容でもある声を活かしてコミュニケーションをとることは、どんな場面においても有益なものになる。また、1月から開始した『女性のための政治スクール』の中でも経験することを、今後の皆さんの生活に活かし、充実したスクールにしていただきたい」とあいさつした。 研修会では『心と体が軽くなる「ハッピーボイス・トレーニング」-明るい声で気持ち良く話しましょう-』と題し、声と話し方コーチの山口容子さんが講演を行った。 参加者からは「声に自信がない」、「感情の起伏が声色にでてしまう」、「加齢とともに低音になってしまった」と様々な声に関する悩みが出され、発声のためのウォーミングアップや呼吸法などを学んだ。 山口氏は「ボイストレーニングといっても大きな声を出すだけではない。今日行った方法を日常の中で少しずつ取り入れていただき、話し方の印象をアップしていってほしい」と締めくくった。 講演を聞いた参加者からは、「自分の癖や弱点などがわかり、今後生活の中にボイストレーニングを取り入れていきたい」等、成果を実感した感想が多く寄せられた。
12月27日、民主党栃木県連は緊急幹事会を開催し、来夏執行予定の第24回参議院通常選挙において、沖智美氏(35歳・新人)を推薦候補予定者とすることを決定した。
幹事会後のプレスリリースにおいて福田代表は「野党や市民団体などが共闘し、現政権に対峙し得る候補者を擁立した。来夏の参議院選に向けて全力を挙げて取り組む」と強調した。
民主党栃木県連男女共同参画委員会は、民主党女性議員ネットワーク会議北関東ブロック(所属県連:栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県)の事業として来年1月より開始する「女性のための政治スクール」に向けて、宇都宮市内にて「説明会」を開催した。
冒頭、あいさつに立った福田昭夫県連代表は「日本では男女平等がなかなか育たない。しかし女性の力は必要。今回の政治スクールを通して、女性議員とともに意見交換や活動を行い、皆さんが今後活躍できる力を身につけてほしい」と述べた。
その後、平木ちさこ県連男女共同参画委員長があいさつに立ち「30代から80代の女性が自分のことだけでなく、社会のことも考えようと集まっていただいた。この政治スクールは、皆さんからの意見を多く取り入れ活発なものにしていきたい」と力を込めた。
「説明会」には17名の女性が参加し、7名の女性議員とワークショップを行った。
参加者は「政策だけではなく、参加した女性がいろいろな活動を行っていることが大変参考になった。今後は、女性議員や参加者との交流を深めて情報を得たい」と意欲を語った。
「女性のための政治スクール」では、来年1月から3月までの期間に、現職女性議員のインターンとして議員活動や地域活動の体験を行ったり、行政、NPO、民間団体などの現場見学や勉強会なども実施する予定。
「女性のための政治スクール」参加女性議員:平木ちさこ栃木県議会議員、山田美也子栃木県議会議員、福田智恵宇都宮市議会議員、阿部和子日光市議会議員、山本はるひ那須塩原市議会議員、春山則子真岡市議会議員、青木美智子小山市議会議員
11月16日・17日、都内にて民主党本部主催の「2015年度民主党地方自治体議員フォーラム総会・全国研修会」が開催され、全国から約500名が出席。本県からも自治体議員フォーラム栃木に所属する議員および事務局を含めた9名が参加した。
総会では、統一自治体選挙の結果、自治体議員局の取り組み、フォーラム研修会等の開催状況、今後の課題が報告・提案された。
党代表挨拶にたった岡田克也代表は通常国会を振り返り「安保法制についてしっかりとした議論を行った。同時に地方においても国民に地方議員が語りかけ、尽力してくれた」と敬意を表し、「その結果、今まで政治に関心のなかった若い世代が声を上げた。これは民主主義の始まり。この声をこれからもひとつの大きな力として参議院選挙に臨んでいきたい」と述べた。
また、民主党の年内解党が報じられたことにふれ「党として大事な時期に大変なご迷惑をおかけした。様々な議論があってもいいが公の党が軽率に解散などと語ってはならない。私たちは都道府県連、地方議員、党員・サポーターの皆さんから支えられており、国会議員政党ではない。国民の期待を裏切るわけにはいかない」と陳謝した。
岡田代表は今後について、「このまま安倍政権が続けば希望のない日本になってしまう。そうならないためにも、野党が結束し現政権に立ち向かう責任がある。強い決意をもって前へ進んでいく」と力を込めた。
研修会では、「リベラル保守という構想-安倍政権に対峙するために-」と題し、中島岳志北海道大学公共政策大学院准教授が講演。また、長妻昭民主党代表代行が「民主党のこれまでの取組みとめざす社会について」の講演を行った。
2日目は、「民主党の農業政策について」、「格差是正に向けて」、「18歳選挙権の実現を受けて」と3つの分科会が行われ、参加者は希望する分科会に出席のもと党の政策等について学んだ。